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OUR PROJECT
ANAドローンの実証実験をご紹介します

日常
往復32km離れた離島間を飛行速度100km/hの
固定翼型ドローンで医薬品を配送実証
シーン
2021年3月22日〜3月26日
長崎県五島市福江島港エリアから久賀島の内陸に位置する久賀診療所へ、通常定期船と陸路で45分程度かかる行程を、Wingcopter社製固定翼型ドローンにより約10分で、処方箋医薬品を配送する実証を行いました。当実証実験は以下のシナリオ等で構成されています。
今回の取組みにより、離島に住む患者さんが有する通院へのハードル(通院困難等)の地域医療課題解決を目指します。
シナリオ①:オンライン診療モデル
患者さんが自宅でオンライン診療、オンライン服薬指導を受けた後に処方箋医薬品の自宅まで配送。
シナリオ②:緊急配送モデル
医薬品卸から医療機関への緊急配送を想定したドローン配送を実施
久賀島(ひさかじま)
久賀島は、人口185世帯305人(令和2年11月末時点、五島市住民台帳より)が暮らす、島全体が世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産となっているU字型の島で、福江島から日に5便定期船が通う。港から山を越えた島の中心に小中学校、郵便局、診療所、商店などが位置し、医薬品等の配送等の際には、診療所の職員が港まで荷物を取りに行く。島内には14の集落が点在しており、それぞれ診療所等へ通う際の島内の陸路移動が高齢化(久賀島の高齢化率58.4%、同住民台帳より)とともに課題となってきている。
202103
シーン
日常
セブンイレブンのネットコンビニ商品・
アイン薬局の処方薬を即配サービス実証
2020年12月2日〜12月6日

docomo、アイングループ、セブン-イレブン、福岡市と連携し実証実験を実施しました

機体はACSLのPF-2機、GT500機を利用

運航はANAが遠隔で安全に実施しました。

docomo、アイングループ、セブン-イレブン、福岡市と連携し実証実験を実施しました
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「セブン‐イレブンネットコンビニ」で注文された商品およびアイン薬局の処方箋医薬品を、福岡市ヨットハーバーから、福岡市西区能古島の島内3地点にドローンで即時配送する実証を行いました。島民が日用品などを注文すると、能古島まで2.3キロの距離をドローンが4分程度で飛行し商品を配送。注文から能古島に品物が届くまでは約20分。実証実験中は合計で約54回の注文品をドローンでお届けしました。
能古島(のこのしま)
福岡市西区にある能古島は、博多湾の中央に位置し、およそ200世帯、約720人が暮らしています。生活用品を取り扱う島唯一の商店が平成31年1月に廃業し、日常の買い物は島外の小売店や日用品宅配に頼る生活を送っています。また、島には福岡市立能古診療所がありますが、同診療所で対応できない専門医療や調剤については、島外の医療施設を利用しています。
202012
202011
ドローン物流とアバターロボット等を活用した遠隔医療の離島モデル構築を実証
日常
シーン
2020年11月4日〜11月6日
離島の課題を新技術で解決する国のスマートアイランド実証調査事業の一環で、長崎県五島市(福江島と嵯峨野島)にて、国内で初めて患者様の処方薬をドローン配送しました。
長崎大学医学部、五島中央病院、五島市と協力しつつ、ACSLさん、docomoさん、メトロウェザーさん(上空の風況をリアルタイムに見える化できる超小型ドップラーライダーを開発する、京大発のスタートアップ)、NTTコミュニケーションズさん、avatarinと連携し、今後も医療物流課題解決に向け取り組みます。
嵯峨ノ島(さがのしま)
五島市福江島の西5km程度の距離にある人口106人(世帯数65世帯、令和2年9月末時点、五島市住民記録による)の島。移動は1日に3~4便定期船が運航する。島には出張診療所があり、看護師が1名常駐している。週に1度福江島の三井楽診療所から医師が通い、医療を提供している。
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